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アルプスの峠を訪ねて(その1-3 カメラバッグ回収なるか!)  [やまびこ(旅日記)]

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アルプスの峠を訪ねて(その1-3 カメラバッグ回収なるか!) 



4月24日(日) (1/3)


パスポートや現金は手元に置いていたので、そこは大丈夫なのですがカメラがないとどうにもならない。

とにかく、スイス鉄道に訴えないといけませんが・・・・
今いるBiasca駅は日曜日は無人なのです。ひとまず、Bellinzona駅に向かわねばなりません。

次の列車は・・・と駅の時刻表をみると

が~ん!1時間半後


これは見間違いで、30分後にあったらしいのですが、
(よっぽどあわてていたようです。)



と駅前を見ると「Bellinazona」の表示のあるバスが止まっている。

「え~い、乗ってしまえ」


Biasca, Stazione(1609)-[Bus 193 938]-(16:48)Bellinzona, Piazzale Stazione

16:09発のバスに乗りました。このバスは代行バスの通る国道ではなくて少し遠回りの地方道経由のバスでした。

さっきの電車はChiasso行きだったので、Bellinzonaでしばらく停車するかもしれない。時刻表を確認すると、確かにBellinzonaで10分ほど停車するので、運が良ければ追いつけるかもしれない・・・などと、雪のように淡い期待をもちつつバスは走ります・・・・
が、Chiasso行きの電車はBellinzona着が16:21、発が16:33
その時刻はむなしく過ぎてゆきます。

「なくなったら、どこかでカメラを買わなくてはいけないなあ。」
などと考えているうち、16:45、Bellinzona駅到着。



切符売り場の窓口のおじさんに、荷物を置き忘れた旨説明。
(もちろん、ドイツ語やイタリア語はしゃべれないので、片言の英語ですよ。)

写真を撮っている間に自分が置いてゆかれたなどと複雑なことは伝えられないので、その電車に置き忘れたことにしてます。


で、駅員さん
駅員さん:「その電車はワンマンなので車掌は乗ってないんだよ。そうするとChiassoに着いた後、運転手が車内を確認して忘れ物があれば、Chisso駅に留め置くことになります。」

やまびこ:「そうですよね。その可能性があるなら、Chiassoまで取りに行きたいんですが・・・」

駅:「今からあんたが乗れる列車は17:03発でChiasso着は18:03だね。
  今日は日曜日だから、Chiasso駅の営業時間は18時まで何だけど・・・・まあ10分ぐらいは窓口開けていると思うが・・・多分月曜日になるね。」

や:(え~!!と思いつつ)「それそれ!これから取に行くとChiasso駅に伝えていただけませんでしょうか?」

駅:「まあ、やってみようか・・・、」

 で、電話帳を探し始めますが、なかなか見つかりません・・・

や:いらいら~~~

駅:「あ、これだ、ちょっとまって・・・
  で、どんなバッグ?」
や:「ブルーの中型の3ウェイバッグでして~~~」

駅員さん、なにやら、電話して
 :「折り返してもらうから、そこでまってて」

や:「はい~」

しばらくして、[電話] プルルルル~♪

駅:「~~~~、そう、ブルーの~~~ザックタイプ~~~、OK~♪」

駅:ニヤリとして 「今、ドライバーと話している。荷物は見つかった。~~~
 この紙に名前書いてね~」

や:(なんと、スイスでは駅と電車の運転台が通話できるんだ!)

駅:「2時間後に到着する列車に乗せてもらうことにしたから、18:56に4番線に着く電車で受け取ってください。どうだい!」

や:「すごい!ありがとうございます。」


感謝感謝でございます。

便乗してくる職員に託してBellinzona駅まで届けてくださるように手配してくださいました~!
スイス鉄道、すごい!観光立国とはいえ、私のようなもののために、ここまでしていただけるとは思いませんでしたよ。ありがとうございます。

というわけで、2時間待つとカメラが手元に戻ってくることになりました。
駅前のカフェのテラス席でビールでも飲もうという時間なのですが、さすがにその余裕はなく・・・駅のベンチで待つこととしました。


デジカメのバッテリが上がってしまったので、スマホで少しばかり写真を撮っておりました。


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IRが南に向かいます


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工事用の車両です



だんだん寒くなってきたころ、Chiassoからの電車が到着。女性車掌2人で重そうに私のバッグを持って来てくださいました。助かった~♪

というわけで、以後、このような振る舞いは中止することにしました。


さて、今日の宿泊地はゴッタルド・トンネルを抜けた北側のGoschenenというところにしていますのでそこに移動します。

Bellinzona(1906)-[InterRegio 2438]-(2010)Goschenen


この区間のIRにはかってECなどに連結されていたパノラマ型の1等車が連結されていますので、まだ明るいこの時間、峠越えの線路の様子をゆったりと観察できます。


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こんないい車両です



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再び山に向かいます



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ゴッタルドベーストンネルの試運転用にICN車両が待機していました



先ほど撮影した、Giornicoのループ線。
下から見上げるとやはりあそこを上ってゆくんだという覚悟が出てきます。
上から見下ろすと・・・・

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夕暮れのループ線が見えてきました


ループ線を回って・・・
上から見下ろすと・・・・

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ループの径は上越線の方が大きいので、1回りの高度差はさほど大きいものではないように感じました。

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ループを登ったFaido駅


使用休止駅のFaidoを過ぎて、並行する高速道路が急に渋滞し始めたと思ったら、この先、高速のゴッタルド・トンネル部分は片側2車線が1車線になるんですね。信号機で交通をコントロールしているのが見えました。またもう1本2車線のトンネルの工事を行っているようです。


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峠の南の最後の駅、Airoloに停車。ここを発車するとすぐゴッタルドトンネルに入りますが、入り口部分は道路橋の下にか悪れていてはっきりしませんでした。
それより、トンネル突入直前に緑色の旧塗装のRe420とすれ違ったので興奮してしまいます。

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IRを牽引するRe420とすれ違い



トンネルは7分ほどで突き抜けました。平均時速140Kmほどで走っていたことになります。途中から窓が急速に曇り始めます・・・・

トンネルを抜けると・・・・・

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雪国でした



ゲッシェネンはぱらぱらと雪が降り、うっすらと積もり始めていました。道理で寒いわけだ。ちょっと驚きつつ、予約したホテルに移動します。


夕食はホテルのレストランで、無事カメラが戻ってきたお祝いも兼ねてワインもいただきましょう。

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豚肉のシュニッツェルをいいただきます
肉料理は何でもシュニッツェルになってしまいますが
ポークストロガノフのような感じでです、うん、うまい


スチーム暖房の入る部屋で安堵の寝息を立てるやまびこなのでした。


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ゲッシェネン@Night



<続きます>





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コメント 12

skekhtehuacso

いやー戻ってきてよかったですね。
こんなにきちんと対応してくれるのは、やはりスイスだからでしょうか?

わたしにとっても明日はわが身、酒を詰めたカバンを車内に放置しないように気をつけます。
by skekhtehuacso (2016-05-10 22:28) 

hanamura

ブハァァ(深呼吸)・・・息を詰めて読んでいました。
あぁ~ヨカッタです。 雪国の夜、静かな夜
by hanamura (2016-05-11 05:53) 

JR浜松

ハプニング発生も無事に乗り越えて、充実した撮影旅行になってますね。
スイス鉄道、良いところですね[るんるん]
by JR浜松 (2016-05-11 06:05) 

johncomeback

カメラバッグ良かったですねぇ(´c_` )ホー
僕は3年前に九州で電車内にカメラを置き忘れました。
by johncomeback (2016-05-11 20:13) 

ひでほ

はらはらしました。
夕方の本山線、何往復もあった時代・・・
42やら40やらにバッグ一式つめこんだまま
沿線で撮影したことを思い出しました。
今はぜったいできないです。
by ひでほ (2016-05-11 21:23) 

suzuran6

ヨーロッパなどと言う洒落た所に行った事のないsuzuran6,忘れる=絶望、と考えてしまいますが、大丈夫だったのですね\(^-^)/
by suzuran6 (2016-05-12 20:20) 

やまびこ3

skekhtehuacso さん
本当に恥ずかしいアクシデントでしたが、スイス鉄道への信頼、ますます高まったような気がします。日曜日で飛び切り空いていたから無事だったかもしれません。イタリアだったらやばかったでしょうね。
by やまびこ3 (2016-05-12 22:56) 

やまびこ3

hanamuraさん
こんばんは。おかげさまでカメラは無事手元に戻ってきました。
静かな夜が見にしみました~。
by やまびこ3 (2016-05-12 22:58) 

やまびこ3

JR浜松さん
さすが、スイス。なんとも素晴らしいことになりました。
列車の旅も充実します。スイスの料理もおいしかったです。
by やまびこ3 (2016-05-12 23:01) 

やまびこ3

johncomebackさん
カメラ自体もいたいのですが、その日に撮影したデータがものすごく痛いので、戻ってきてくれて本当にうれしかったです。スイス鉄道に感謝感謝です!
by やまびこ3 (2016-05-12 23:02) 

やまびこ3

ひでほさん
昔山に登っていた時は、駅にザックを並べて飲みに行ったりしていたんですが、今はとてもできませんね。不審物で片付けられちゃうだろうし。一度富士急行の駅に三脚を置いたまま撮影に夢中になったら、回収されてしまったことがありました。
by やまびこ3 (2016-05-12 23:05) 

やまびこ3

suzuran6さん
スイスの鉄道、正確なことでよく知られていますが、サービスもよいですねえ。非常時の対応も大変ありがたく、感動しました。
by やまびこ3 (2016-05-12 23:15) 

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